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西光寺からのお知らせ

2020.4.27
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて

 4月16日、全国に緊急事態宣言が発令されました。皆様におかれましては、くれぐれも感染にはお気をつけいただきますよう心より念じ上げます。
 5月17日に予定していた「永代経」法要は寺だけでのお勤めといたします(無参拝法要)。
 これからしばらくの間お寺の諸行事は、安心して参拝いただけるようになるまで、ご門徒お一人お一人を憶念しつつ住職・坊守でのお勤めとさせていただきます。
 
 今は、人と人との接触を避けることが求められています。ウイルスは老若男女を選びません。他人に移す可能性があるという想像力をはたらかせることが大切ではないでしょうか。
 ドイツのメルケル首相は「苦難の時にこそ互いにそばにいたいものだが、今は反対のことをしなければならない」と演説し国民の共感を得ています。誰が感染してもおかしくない状況のなか、医療従事者や感染した人、ライフライン維持のため働いている方々に対して感謝するではなく、心無い言葉を投げつけ差別するということが報道されています。
 人は間柄を生きているわけですから一人では生きられません。新型コロナウイルスの恐ろしいところは人と人との距離を遠くする点にあると感じています。感染拡大防止のために物理的な距離を置くことは今は大事ですが、精神的距離はもっと密であることが肝要と思います。
 「今第一に心すべきことは、思いもよらず発病してしまった方々とその家族を孤立させないことです。それらの方々を排除する風潮が広まっていますが、このような時であるからこそ、「共に悩み、共に苦しむ」という仏の智慧に学ぶ姿勢が求められています。ウイルスは排除しても、人間を排除しないという意志が重要です。」
との真宗大谷派宗務総長のメッセージにあるように、すべての人々が他者に思いを寄せ、行動を制御し、それぞれの営みを支え合うようにしたいものです。
 
 お寺では落ち着いた状況になって年中行事が再開できることを願っています。また笑顔で阿弥陀様の前でお会いしましょう。
 なお、墓参はいつでもできますのでご安心ください。

合 掌
真宗大谷派西光寺 住職・坊守・責任役員

 

このほかのお知らせは、こちらから

 

今月の言葉

「縁において生まれ、縁において あり、縁において 去っていく」

西光寺について  

真宗大谷派西光寺のご案内

 

名称 西光寺(さいこうじ)
住職 藤石 哲朗
  (法名 釋徹舟・ほうみょう・しゃくてっしゅう)
宗派 真宗大谷派
本尊 南無阿弥陀仏(阿弥陀如来)
宗旨 浄土真宗
宗祖 親鸞聖人
経典 浄土三部経
   『仏説無量寿経』『仏説観無量寿経』『仏説阿弥陀経』
本山 東本願寺(真宗本廟・京都市下京区)
お勤め 正信偈、念仏、和讃、回向
教え 本願を信じ、念仏申さば仏になる 
宗風 (生活習慣)
礼拝 毎朝ご本尊に礼拝し、一日を始めよう
聞法 念仏の教えを聞き、同朋(とも)を見出そう
正信 迷信に惑わされず、確かな人生をあゆもう

 
 西光寺は江戸幕府が開かれて間もない1608年慶長十三戊申(つちのえさる)二月に釋善了法師によって創建されました。
 当寺のご本尊は本願寺十三代宣如上人裏書きの1628年寛永五戊辰(つちのえたつ)(仲秋十六日報恩寺下武州豊嶋群江戸西光寺常汁物也願主善了)に下付された阿弥陀如来像です。
 開基善了師や当初の建立地などは、その後度重なる類焼により詳細は不明ですが、下総国より出て江戸神田にて創建されたとの言い伝えが残っています。「明暦の大火」後、当時浅草に移転した坂東報恩寺地内に移転、その後文化三寅年三月十八日の火災後現在地に移転しました。明治十一年作成の「寺院明細帳」によれば武蔵國豊嶋群浅草北清島町五十九番地 右住職藤石霊觀(第十三世)とあります。その後は現在地で関東大震災に遭い、区画整理により境内地の縮小があるも再建、戦災で再び全焼と翻弄されましたが、その都度ご門徒の力をいただき、念仏の道場として復興を果たしてきました。先達の血のにじむ苦労が偲ばれます。
 現在の住職は(藤石 哲朗/法名 釋徹舟)は当寺の十八世住職になります。
2009年の「永代経」法要で「宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌お待ち受け法要と創建四百年奉告法要をお勤めいたしました。

 先に述べた通り親鸞聖人が亡くなられておよそ三百五十年後に創建された“新しい”お寺です。
しかし、釋善了法師にとっては親鸞聖人に出遇った“今”だったのでしょう。
いつでもない“今”、誰でもない“私一人”が親鸞聖人の教えに遇う“場”として時代社会に存在する寺でありたいと願っています。
 

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